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2005年9月10日 (土)

蒲原鉄道の跡

 蒲原鉄道のことを書いたら、ふと国道49号線沿いの安田
民族資料館というところに電車が置かれていたことを思い
出し、今日、横を通ってみました。残念ながら資料館は
閉館中、車も止めにくかったので素通りしてしまいました。
 こちらは見ることができなかったので、そのままかつて
蒲原鉄道の沿線だった冬鳥越に置かれているモハ61とモハ1
を眺めに行ってきました。

p10303531

 
 ここに行くのはちょうど1年ぶりです。モハ61は塗装が
一部剥がれていますが、モハ1とともに室内にも入れます。
1999年の廃止まで走っていた車両だけにまだ室内は綺麗な方
で、一部の窓には広告が、運転室後部には最後の頃の料金表
が貼られていました。

p10303551

p10303561

 
 モハ1の室内も綺麗です。ただ、こちらの車両は馴染みが
薄いですが。
 1年前に行った時は車両の近くにバス車体改造のスキー場
のリフト用機器室があったのですが、なくなっていました。

p10306611

 ↑ 2004年9月25日撮影

 せっかくなので信越線からいつも眺めている加茂駅付近の
廃線跡を見に行きました。その間の区間にも何か廃線跡が
あるのかもしれませんが、さすがに何の情報もなく行って
(どこを走っていたかも知らない)、偶然廃線跡が見つかる
ようなことはなかったです。

 加茂駅付近ですが、まず信越本線と共用していた加茂川の
鉄橋上に枕木が残されています。信越線の列車からだと下り
の場合は加茂を出てすぐ左側に見えます。写真は加茂駅方向
を見ています。

p10303681

 

 信越線に乗っているとこの鉄橋を渡った後、廃線跡が確認
できなくなりますが、しばらくすると信越線とクロスする
盛土が見えてきます。おそらく鉄橋を渡った後、信越線と
クロスするため一旦左に曲がっていたのだと思います。今日
はそのクロスしている部分の廃線跡も確認してきました。

p10303841 

p10303821

 
 どちらの写真も加茂駅方向を向いて撮っていますが、加茂
駅方向からの線路跡が上の写真の右側の盛土で、線路と道路
を渡った反対側にも盛土区間が残されています。線路と道路
の間にはケタが1つだけ残っていました。
 この場所、信越線の列車の写真撮影もできそうなアングル
です。

 今日は突発だったのですが、情報を持っていけばもっといろ
いろ見つけられたかもしれません。

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コメント

おおー!!蒲原!!
懐かしいです!晩年だけですが2回ぐらい撮りに行きました。
そういえば冬鳥越には置かれているのですよね。
確か村松ー五泉の平行道路にもありましたよね。

投稿: HANSEN | 2005年9月10日 (土) 22時44分

 こんにちは。
 冬鳥越は山の中にポツンと置かれています。村松-
五泉のは、おそらくホーム屋根と一緒に置かれている
2両のことかと思います。

 廃止の直前と半年後に訪問しています。せっかく
なのでその頃のことを今日のところで書いてみました。

投稿: GO | 2005年9月13日 (火) 00時01分

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