新潟臨海鉄道跡
時々、廃線ネタで蒲原鉄道や新潟交通の話題をあげます
が、もっと近くの廃線跡のことを忘れていました。
今日はちょうど新潟に引っ越してくる前年に廃止になった
新潟臨海鉄道跡をざっとですが眺めてきました。
まずは終点だった太郎代付近。この写真の奥の方が太郎
代駅だったようですが、写真の通り、広い空き地になって
います。上の写真の場所から反対方向(黒山方)を向いた
ところに「停止位置」の標識が。これが臨海鉄道の名残の
ものなのかどうかはわかりません。
地図によると(カーナビの地図が古いおかげで臨海鉄道
が残っています)、ここから道路に沿って左にカーブして
いたようで、道路に沿って広い空き地が残っています。
曲がったところから逆に太郎代方向を撮ったのが下の写真。
ここから線路はコンテナターミナルの横を通って藤寄
方面へ。この途中にある福島潟放水路により臨海鉄道の
線路が分断されたことで鉄道が廃止されたようです。この
あたりは横を行く道路がなく線路跡を見ることができま
せん。
再び線路跡と道路が併走し、国道113号と線路が交差する
ところに踏切跡が。このあたりは線路も残っており、踏切
の設備跡がまだ残っています。そこには「金清水踏切」と
いう名称も。そこから太郎代方向を撮ったのが下の写真
です。
国道113号線上の線路は埋められていますが、はっきり
と線路跡とわかってしまいます。
113号を渡り踏切方向を。信号機跡らしきものも残って
います。
ここから線路は藤寄へと向かいます。
藤寄から黒山の間は、今でも時々車両が通るので線路
が残っていますが、藤寄も奥(写真の手前側)の方は夏
なら草に埋もれてしまいそうな状態で、藤寄からの線路
にある踏切も線路側に遮断機があります。
↑ 写真奥が藤寄
線路はここから黒山側で県道3号線とクロスしますが、
ここは立体交差。しっかりとした高架橋となっています。
そして、黒山付近でカーブして白新線と並び黒山駅で
合流しています。
藤寄には時々行くし、113号の踏切跡も結構通るのです
が、意外と見落としていた鉄道でした。じっくり探せばまだ
跡が見つかるのかもしれません。
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