栃尾線跡を歩く
昨年の9月に長岡に行った時に栃尾線の跡を少しだけ眺め、その
ことをこちらのブログで昨年9月3日に話題にしましたが、今回の正月
休みに長岡に行った時に散歩ついでに下新保付近から下長岡付近
まで歩いてみました。
(9月3日の記事:http://go-3-10-02.cocolog-nifty.com/aanda/2006/09/post_ed2e.html)
下新保付近の線路跡が遊歩道になってしまったのは9月に行った
時に確認しましたが、その遊歩道は下長岡方面へと続いており、
途中区間に残っていた架線柱跡はやはりなくなっていました。ここ
に以前鉄道があったことを知っているので、遊歩道からも廃線跡を
感じるものの、やはり以前よりは跡が失われたようにも思います。
10年前の97年に栃尾線跡を巡った時は橋脚だけが残されていて、
数年前までそのままだった栖吉川(すよしがわ)の鉄橋跡に橋が
架けられているいることが新幹線の車内からも見えていたという
ことは9月にも少し触れましたが、この橋は下新保からの遊歩道の
先にあるので、今回は新しくできた橋を渡ってみました。栖吉川の
下新保寄りには福島江(ふくしまえ)という用水が並んでありますが
こちらにも橋があり、遊歩道から続いて川を2本渡れるようになって
いました。
↑ 97年5月に撮影。下新保側からのアングル
↑ 今回撮影。左が下新保側
橋を渡ると信越本線が近づいてきて、あとは長岡駅まで線路と
併走するように走っていたようです。橋を渡ったあたりからは住宅
があったりと、線路跡がはっきりしない場所もありますが、やがて
倉庫のような建物が見えてきます。そこが以前下長岡駅があった
あたりで車庫もあったようです。写真の左に写っている倉庫のよう
な建物は当時の車庫の建屋だったものと思われます。
上の写真に鉄製柱が2本写っています。架線柱跡のように見え
たので反対サイドからも撮ってみました。背後は信越本線と上越
新幹線が走っています。
下長岡~長岡は今回は歩きませんでしたが、列車から見ている
と所々に信越本線横にスペースがある場所があります。この区間
にもわずかですが廃線跡があるかもしれません。思いついたら
また歩いてみます。
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コメント
あの下長岡の建物は、ずばり車庫でした。
最近全然見ていないのですが、福島江のポンプ小屋(?)の鉄橋はどうなりましたでしょうか??
投稿: うなぎねこ | 2007年1月10日 (水) 06時05分
やはり車庫だったのですね。
福島江の鉄橋というのはわかりません。栃尾線が走って
いた橋なら歩行者用の橋になっていますが。
35年前の同じ場所の風景が見てみたいですね。
投稿: GO | 2007年1月11日 (木) 22時28分