最長の4時間半遅れ
日曜、月曜と2日間、ロシア便の発着があり、天気も良かっ
たので、2日間とも午後はほとんどずっと阿賀野川土手にいま
した。
まず日曜のウラジオストク便です。新潟を訪れた友人と一緒
に12時半頃に土手に到着し、他の便を撮影しながら14:20到着
のウラジオストク便を待ちました。
しかし日曜はハプニングが。ウラジオストク便は定刻になっ
ても来ませんでした。もちろん遅れるのは珍しくありません。
ただこの1年間撮影していますが、これまでは遅れても15分程
でやってきていました。でも今回は違い30分、1時間、1時間半、
2時間、・・・待っても姿を現しません。空港には案内が出てい
たのかもしれないものの土手ではわからず、空港まで様子を
見に行っている間に来てしまったらと思うと離れることもできず、
とうとう定刻から3時間半経過した18時、これ以上土手にいて
も撮影が困難になるということで、様子見ついでに展望デッキ
に行くことにしました。
空港に到着するとロシアに向かう人達がたくさんおり、到着
案内には「遅延」の表示が。時刻表示はありませんでした。
しかし出発案内には「遅延 19:55」とあったので、まもなく来る
のではと思いデッキに向かいました。
デッキに行った時点ではまだウラジオストク便は到着して
おらず、そして、いよいよ太陽が沈む寸前で、日没前の撮影
は絶望的になりました。
空港内には荷物を積んだ車が待機しており、来るのは確実
のようでした。
やがて1機、ライトが見えてきて、薄暗くなった空には煙が。
とともに轟音が聞こえてきて、4時間半程遅れた18:50頃にTu-
154Mがウラジオストクから到着しました。昨年のシベリア便が
4時間遅れたことがありましたが、その遅れ時間を越えてしま
いました。
番号はRA-85681で初めて見ます。何か違う気がしましたが、
青と赤の帯の下がこれまで見た機体は灰色だったのに対し
白塗装になっていました。
ひと通り撮影後、19:55出発では20時で閉鎖されるデッキで
は撮影できそうもないということで、音だけでもと再び土手へと
向かいました。2人だったので暗闇の中、行けた感じです。
夜の空港を土手から初めて眺めました。手持ちではさすが
に辛く、下の写真は珍しく三脚使っています。
ちょうどよいコンクリートの足場があったので、それに乗せて
撮影。ターミナルビルと滑走路です。
ウラジオストク便は20時半頃に動き出しました。こちらも同じ
手段で撮影しています。離陸シーン撮影はさすがに無理なの
はわかっていたので暗闇の動画を残しました。
姿は見えなくても暗闇の中に轟音だけは響かせ、ウラジオ
ストクへと向かっていきました。
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