スーパーレール
走らせて遊ぶ鉄道(この場合は電車のと言うべきかも)の
おもちゃというと、現在も売られているプラレールが知られて
いると思いますが、現在30代で、子供の頃鉄道が好きだった
方なら知っているのではないかと思われる物がうちに実家に
残されています。
こちらがプラレールと同じトミーから当時発売されていた
スーパーレールです。小学生の頃はこれで遊んでいました。
ちなみに中学生になってからNへと飛躍しています。
このスーパーレール、プラレールとは異なり線路は本物に
近い形状をしています。ポイントも分岐タイプや写真のような
渡り線タイプがありましたが、これもおもちゃにしては結構
リアルでした。
踏切は車両がのると閉まるタイプです。これはプラレールと
同じです。
車両はというと、線路にあわせたフランジ付の車輪になって
います。ワムは扉を開けることができました。
ボギー台車の車両も貨車、客車、機関車にありました。
そういえばうちは電車が少なかったです。唯一151系があり
ましたが、ダンボールの下の方になっていました。この151系
は全長がずいぶん短い2軸車でした。初期の頃の電車は2軸
でしたが、後年はボギーの電車も売られていました。
スーパーレールは電池が搭載されていて、車両にスイッチ
が付いているというのはプラレールと同じですが、自動的に
走行方向が変わるという優れものでした。
写真のリターンレールというものが存在し、レバー操作で
レール間のグレーのところが持ち上がると、くの字型の突起
が動力車下部のスイッチを切り換えます。そうするとモーター
の回転が逆になって、車両が反対方向に走り始めるという
ものでした。ただ、アクセル全開のままバックギアーに入れる
ようなもので、今考えてみると車輪にはかなり負担がかかっ
ていたと思います。
他に自動開放レールもありました。このレールを通過する
と連結器が持ち上がって貨車、客車を切り離すというもので
した。逆に自動連結もできました。
あとED75だったかと思いますが、レール上にパーツをはめ
込むことで速度を2段階に切り換えることができたかと思いま
す。リターン、開放も上の専用レールの他に、レール上にはめ
込むパーツがありました。
今にしてみれば子供向けにしては凝っていたなと思います。
実家に保管されており、この週末の帰省の時にひっぱり出し
てみたものの、はたして走るかどうか、そちらは試していませ
ん。
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