佐渡へ飛ぶ
旭伸航空佐渡便、なくなる前にやっぱり乗ってみたいと思い、
この連休に佐渡へ行くことを考えていましたが、どうも最近は
事前予約が多い旅行をするのが面倒。連休の佐渡となると
行き帰りの便と宿を全て事前に決めておかないとつらそうだし、
そうなるといっそう面倒。なんて考えていたら出遅れてしまい、
予約の電話をした時には金曜午後の佐渡行きの便しか空いて
いないとの返事が。土日運休なので旭伸航空で行ったら佐渡
滞在15分で帰ってくるか、翌日の船で帰ってくるかしかありませ
ん。幸い、宿と船は大丈夫そうだったので予約入れました。
そして昨日、ロシア便の撮影もあったので昼過ぎには空港へ
(ちなみに佐渡行きは15:50発)。雨という予報だったので心配
でしたが、昼頃は晴れ。でもこんな雲もあり・・・。
15時半頃、新潟空港ターミナルビル正面にある旭伸航空の
乗り場へ。先客が2人ほどいました(お客さんは結局3人)。
9人乗りと言えど、やることはちゃんとやります。金属検知器
でボディチェック。荷物の中もチェックされました。そして搭乗口
へ。と言っても普通の建物の普通のドアを通るだけで、検修庫
の中を通るとそこにいつも撮っている機体が。
「写真撮っていいですか?」と言ってみたら「どうぞ」と。という
わけで間近で撮影です。
搭乗券に示された座席はA席左。パイロットさんのすぐ後ろ
でした。
搭乗券だとパイロットさんは右側ですが、左側で操縦していま
した。右側でも操縦できるようですが。A席右に座ってもよかった
のかと思いますが、後方B席に子供がいたので視界を空ける
ことに。
パイロットさん含め4人乗って準備完了。ブルルンとエンジン
がかかります。えっ?セルモーター?
滑走路に向かい、管制塔からのテイクオフの声もよく聞こえ
(いつも聞いているエアバンのまんま)、離陸しました。
上空でパイロットさんから案内が。高度800m、速度230km/h
とのこと。車輪は出したままでした(しまうところもない)。
新潟と佐渡の間は海しかないのでずっと海を眺めながらも、
ぼやけていた佐渡がはっきりと見えるようになり、山を左を
眺めながら両津湾上空へ。すぐに正面に湖(加茂湖)が見えて
きて、湖の近くに滑走路が。普通の飛行機では正面の風景を
見ることはできないので、滑走路を正面に見たのはもちろん
初めてです。20分程で佐渡空港に着陸しました。
佐渡空港でも近場で1枚。
1日2往復。さびしい・・・。
佐渡空港です。空港というよりローカル線の駅みたいです。
飛行機が15分で飛んでいってしまうので、飛ぶ頃に金網の
隙間から撮影。
よく見たら滑走路横、道路が高くて金網が邪魔になっていま
せん。すでに滑走路端まで飛行機が行っていたので走り気味
にそちらへ。撮るのと同時に離陸。なんか待っていてくれたよう
な。気のせいかもしれませんが。
湖と山の方に向かって飛んでいきます。
今週最後の飛行機がいなくなった佐渡空港です。
9月末で新潟~佐渡便はなくなってしまいますが、空港の前
にはこんなのぼりも。「羽田まで55分」。飛行機を飛ばそうという
願いはあるようです。
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