目的多彩な関東遠征3-ブルトレ
羽田から東京駅に移動し、10番線ホームへ。やはりホーム
にはカメラを持った人がたくさん。3月の改正で廃止される寝台
特急「はやぶさ・富士」がまもなく入線してきます。
最近は田園風景の中で1人撮影するということが多く、人が
集まるところでの撮影は減ってきているし、「はやぶさ・富士」
を追いかけていたわけでもないのですが、この列車を最後に
東京から西に向かうブルートレインが全てなくなってしまうので、
やはり見ておきたいと混雑覚悟で行ってみました。
東京から九州など西に向かうブルートレインは、子供の頃
(30年ぐらい前)は人気が高く、列車の本の特集にもよく登場
していました。当時、ブルートレインは各地を走っていたものの、
東京~下関・博多の「あさかぜ」、東京~西鹿児島(熊本経由)
の「はやぶさ」、東京~西鹿児島(大分経由)の「富士」、東京
~長崎・佐世保の「さくら」、東京~熊本・長崎の「みずほ」、
東京~出雲市・浜田の「出雲」、東京~宇野の「瀬戸」を牽引
するEF65は別格。ヘッドマークを付けて走っていました(その
後、1985年に全てのブルートレインにヘッドマークが復活)。
そんな東京からのブルートレインもだんだんと減っていき、
最後に残ったのが東京~熊本の「はやぶさ」と東京~大分の
「富士」で、それも東京~門司は併結して1本の列車として走
っています。そんな「はやぶさ・富士」もなくなってしまいます。
東京駅10番線の発車案内板です。2列車併結であるため、
「はやぶさ」と「富士」が交互に表示されていました。
発車40分ぐらい前に入線。東京発のブルートレインは最近
は発車10分前ぐらいに入線していた気がしましたが、機関車
の入換もあってか早めの入線。撮影するにはありがたいです。
列車の近くは混雑していたので離れて望遠で撮影。
機関車が切り離され入換。ホームの端の方にいたおかげで
撮影できました。
機関車が切り離された客車の最後尾には「富士」のマーク
が。「富士」は24系25形の銀帯のイメージが強いので、白帯は
どこか違和感が。でもブルートレインという顔をしています。
最後尾の近くはロープが張られ、近寄れないようになっていま
した。
今度は列車前寄りへ。後ろ半分が「富士」、前半分が「はや
ぶさ」なので、「はやぶさ」のマークが撮影できるかと思って
いましたが、停止位置がホーム端ぎりぎりで、やはりロープと
人だかりで撮影できそうもなかったので諦めました。
戻りながら方向幕を撮影。
「はやぶさ」と「富士」の連結部です。
「富士」の方向幕です。
再び、最後尾へ。
羽田撮影用に400mmを持ってきていたので装着。アップで
撮影してみました。
18:03、熊本と大分に向けて出発。星3つは2段式B寝台。
星1つの3段式B寝台の時代、2段式はグレードが高かったです。
「富士」は1991年3月の四国旅行の帰りに岡山から東京まで
乗ったことがあります。この時はB個室でした。まだ食堂車が
営業していた時代。朝食を食堂車で食べました。食堂車も過去
のものになり、この区間のブルートレインもまもなく過去のもの
になってしまいます。
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