大阪からは特急「はまかぜ3号」に乗車。ちょっと前まで山陰
地方に何系統か残っていたキハ181系を使用した特急も、この
「はまかぜ」のみに。そんな国鉄特急を味わうため乗車です。
「はまかぜ3号」は大阪始発ですが、入線は発車の2分前。
落ち着いて撮影もできません。というわけで入線シーンを。
乗車したのは中間車のキハ180-40。車内のすす臭さが国鉄
時代からの古いディーゼルカーを感じさせてくれます。
このキハ181系、窓が座席2列で1つなのですが、ブラインドが
窓で1つです。前後の人で気が合わないと下げることも上げる
こともできません。
姫路から播但線に入り、和田山から山陰本線に入りますが、
行き先は香住。1日1往復だけ鳥取発着がありますが、鳥取
行きはすっかり「スーパーはくと」になってしまったようです。
乗ったらすぐに発車。デッキ付の特急車だけにドアが閉まる
音が聞こえないので、突然、床下から吹き上がったエンジン音
がします。そしてゆっくりと、言い換えれば音のわりに進んで
いないのですが走り出します。古さを感じますが、そんな当時
にいなかったのが女性車掌さん。丁寧な口調で放送をして
くれました。
加速は遅いものの、姫路までの東海道本線、山陽本線は
突っ走ります。早起きだったこともあり居眠りモードに。姫路で
進行方向が変わり播但線へ。今度はゴトゴトと走行。ここでも
結局は居眠りモードに。
今回の旅の目的地は九州。方向的には姫路で降りて山陽
本線か新幹線なのですが、このまま香住まで乗車です。
3時間の乗車も、滅多に乗らない路線だったし、居眠りして
いたこともあり短く感じました。
終点の香住では鳥取方面浜坂行きの普通列車まで1時間
待ち。たっぷり時間があったのでホームで撮影です。
ホームにカニの手が。
待っている間に反対方向の普通列車が。キハ41という中間
部に頭を付けた車両が先頭で。
反対側は普通のキハ47の顔でした。
香住で1時間待ち浜坂行きに乗車。香住を出ると鎧、そして
鎧と餘部の間に餘部鉄橋があります。新しい橋の工事が始ま
っているようで、橋周辺の風景が変わり始めたようですが、
まだ今の橋を渡ることができます。せっかくなので橋を横断中
の車内から海を。
餘部駅に停車中の車内から橋を眺めてみました。
浜坂ではすぐの接続で鳥取行きに乗換。そして鳥取へ。
鳥取ではすぐに京都行き「スーパーはくと14号」が入線。2両
存在する貫通タイプの先頭車がいちばん前になっていました。
反対側は展望タイプの先頭車。
こちらは浜坂から乗ってきた列車。タラコ色のキハ47です。
線路を挟んだ反対ホームにはキハ187系の「スーパーおき」
が到着。この後、同じキハ187系の「スーパーまつかぜ」が
入ってきたりと、久しぶりにきた山陰本線はすっかりキハ187
系の走る路線になっていました。
鳥取で慌しく夕食を食べ、岡山行きの特急「スーパーいなば
10号」に乗車。こちらもキハ187系です。先程の「スーパーはくと
14号」で姫路まで行ってもよかったですが、「スーパーいなば
10号」で岡山まで行った方が接続がよかったのでこちらに乗車
することに。
キハ187系は軽快に走ります。キハ181系と時代の違いを
感じさせてくれました。高速のせいか智頭急行線内でトンネル
に入るたびに窓ガラスが凹みます・・・。
岡山からは「のぞみ51号」に乗車。先月、京都から東京まで
偶然500系「のぞみ」に乗りましたが、今回もまた偶然500系。
1日2往復だけの500系「のぞみ」に1ヶ月に2回乗ることができる
とは思っていませんでした。
22:44、博多に到着。ずいぶんと遠回りをした福岡入りに。
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