「北陸」の14系返却
今回の改正で廃止された「北陸」と「能登」。「北陸」はJR東
日本尾久車両センターの車両、「能登」はJR西日本金沢総合
車両所の車両ということで、13日朝に金沢に到着した「北陸」
と上野に到着した「能登」の編成をそれぞれ所属基地に返す
列車が必要になります。
そんな列車が走るらしいという話を聞き、まずは「北陸」の
14系返却が走る13日、撮影に向かうことに(「能登」の方は
後日)。
13日は日中の走行ということで、EF64が14系を牽引して
上越線を走るシーンが期待できたのですが、せっかくならEF
81の区間も撮影しようということに。
宮内~長岡であれば同じ場所で両方撮影できますが、先日
紹介したレンガ庫も見たかったので糸魚川で撮ることにしま
した。
糸魚川ではキハ52やレンガ庫などを撮影後、14系の返却を
待つことに。ホームにいた10~20人も撮影準備を始めていま
した。
やがてEF81-151に牽引された14系が到着。糸魚川は停車
です。雨で暗かったのが辛いところでしたが(最近、白く明るい
写真が多いこともあり、暗め設定になってしまいました)。
糸魚川の直江津寄りにデッドセクションがあるため糸魚川
停車の下り客車列車は、ここで前のパンタを上げます。交直
両方を見ることが。
1、2分の停車後、発車。キハ52と一瞬の対面です。この改正
で引退となった車両の並び。お互いにお疲れさんといった感じ
でしょうか。
14系は直江津、そして長岡方面へと向かっていきました。
続いて上越線区間を撮影するために越後湯沢行きの「はく
たか」に乗車。距離でもスピードでもこちらの方が速く、確実に
先回りができます。同じことを考えている人達が何人かいま
した。
六日町から上越線に入り、どの駅で撮影ができそうか確認
しながら越後湯沢へ。越後湯沢駅ではあまり撮れそうもなか
ったので、到着後、上越線の普通列車で六日町方向へ戻る
ことに。時間的に六日町より先は無理そう。六日町までだと
ホームの並び的に大沢、上越国際スキー場前、塩沢が良さ
そうなのは確認済みでした。
大沢にはすでに何人か人がいて、越後湯沢から乗った人
も何人か下車したので避けることに。次の上越国際スキー場
はホームに屋根がなく、雨の中、待つのも大変そう(←この
あたり案外根性なしですけど)。
結局、塩沢に下車。上り線が対向式、下り線が島式で中線
は撤去済み。被らずに反対ホームから撮影ができます。さら
に待ち位置は跨線橋の下。ぬれずに済みます。
みなさん、それなりの場所に行ったのか、塩沢駅は1人だけ。
練習を兼ねて「はくたか」を撮影。
そして待つこと40分、EF64-1031に牽引された14系がやって
きました。
もう1枚撮影。
14系側も撮影。14系寝台車だけの列車はかつては「さくら」
や「みずほ」などがありましたが、「北陸」が最後。その「北陸」
が廃止となり、もしかすると14系の走行シーン撮影はこれが
ラストになるかもしれません。
14系撮影後、長岡行きの普通列車に乗車し、長岡、新潟
経由で戻りました。
糸魚川駅の売店で「北陸」「能登」のヘッドマークが付いた
ストラップが売られていました。せっかくなので購入。「北陸」
マークを付けて長岡運転所で展示されていた1987年4月26日
の写真をバックに。
久しぶりに鉄道系ストラップを付けています。
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