国鉄最後の日から30年
30年前の1987年3月31日は国鉄最後の日。
この10日ほど前、枚数は忘れましたが、限定で3月31日に
国鉄線乗り放題の謝恩フリー切符という切符が売られ、早朝
から並び買うことができました。その切符を持って31日は東北
地方へと鉄道の旅へ。この頃はまだ一人旅は2回目か3回目
という頃。この日向かった東北北部は初訪問です。
前日の30日夜に地元の駅を出て新津へ。新津から「日本海
1号」で青森へと向かいました。
「ゆうづる」を受けて函館行きの青函連絡船が出港。
すでに新幹線が盛岡まで開通していましたが、夜行で青森
まで来て、青森から船で4時間かけて函館へという乗り継ぎも
ありました。30年後、東京から函館まで新幹線で4時間で
行けるようになるとは当時は考えもしていなかったです。
盛岡で583系特急「はつかり」を撮影。
福島からは客車の普通列車で板谷峠を越えて、米沢から
満員の急行「べにばな」で新潟へ。新潟駅も大混雑でした。
新潟からは急行「きたぐに」に乗りましたが、583系の定期
ではなく、12系か14系を使用した臨時「きたぐに」で深夜に
地元へと戻りました。
当時はフィルムのコンパクトカメラの時代。デジカメの今なら
大量に写真を撮ったのかと思いますが、12枚フィルム1本しか
撮らなかったようで残っている写真はわずかです。ただ、今は
どれも見ることができないものばかりで、さすがに30年の年月
は長いですね。
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