30年前 青函連絡船と特急かがやき
今日3月13日は30年前の1988年に青函トンネルが開通
し、同時に青函連絡船の最終日となった日。13日だけは
どちらも運行(運航)されました。
高校生だったこともあり最終日は行けなかったですが、
4日前の3月9日に青函連絡船に乗りに行きました。初の
北海道で当時としては大旅行。
8日に日本海側を北上し、夜に青森駅に到着。青函
連絡船の夜行便で函館に向かう予定でしたが、すでに
青森駅の連絡船待合室には大勢の人が。指定券はなく
乗船時刻まで並んで待つのみ。
臨時便が出て2便となったこともあり、無事に定期便の
カーペットスペースで横になることができました。乗った
のは十和田丸。
この時、横にいた男性と話がはずみ、当時は住所交換
は珍しくなかったので、しばらく手紙や年賀状のやりとりを
していましたが、今はもう途絶えています。
夜行便の函館到着は4時頃。函館駅には接続する「北斗
1号」と「北斗3号」が並んでいました。1986年11月改正まで
は1本が小樽経由の「北海」でしたが、この時はどちらも
「北斗」に。
偶然ですが、3タイプの先頭を撮ることができました。
偶然ですが、3タイプの先頭を撮ることができました。
キハ183系の「北斗」も今週で終わりですね。
函館駅はこんな感じでした。
1泊2日の強行日程で、10時ぐらいには函館を出発。
初北海道滞在は約6時間。帰りは摩周丸でした。ちなみに
当時、青森~函館は約4時間。30年後、同じ約4時間で
東京~函館が移動できるようになるとは想像もしていな
かったです。
ここまでは3月9日のことで、改正当日の13日はというと、
この日から運転開始した特急「かがやき」の1番列車を
撮っていました。
長岡駅での上越新幹線と北陸方面の接続が強化され、
長岡始発終着の速達特急「かがやき」が設定されました。
この後「かがやき」は増発、「北越」も一部が長岡始発終着
になり、多客期には臨時特急が運転され、長岡駅に特急
が並ぶのも珍しくない時代に。1997年にほくほく線が開業
し、越後湯沢接続の「はくたか」にバトンタッチするまで
長岡駅が輝いていた時代でした。
2015年に北陸新幹線が開業し、「かがやき」「はくたか」
はともに新幹線の列車になりました。
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